Thursday, June 7, 2012




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Music Reviews
Aufheben 

The Brian Jonestown Massacre Aufheben

(A Records) Buy it from Insound Rating - 9/10 
 If there’s an obligatory mention regarding The Brian Jonestown Massacre more tired than references to the increasingly time-capsuled documentary Dig!, it’s the assertion that Anton Newcombe makes music to do drugs to. The very straightforwardness of such a comment screams like an English as Second Language translation, not to mention a backhanded compliment to records as stand-alone impressive as Give It Back! and Bravery, Repetition and Noise. Newcombe may exude an addict’s smoky snarl when surfacing over the mesmerizingly lethargic Gaz Hilarant but he’s actually been sober for over two years, which all but highlights my main beef with “music to do drugs to”: namely, what music can’t you do drugs to? An album that’s too sedate? Or bands whose performances are too high-strung? Or are we really talking about personal preferences, whatever music you just don’t like?
By that understanding, if Aufheben – a German word meaning “to lift up” as well as “to abolish” – warrants the “drug music” flair on its digi-pack sleeve, it’s because these eleven songs, under any influence or none, prove very likeable. Better integrating the world-music interests boasted on 2010’s Who Killed Sgt. Pepper? to BJM’s classic retro-futurist rock tendencies, Newcombe has constructed his most level-headed and consistently engaging record since …And This Is Our Music back in 2003. Of the methodical percussion, subtle 60s bass breakdowns and dreamy vibes floating overtop, I Want to Hold Your Other Hand validates Newcombe as a still convincing prodigy on days he’s disinterested in chaos and destruction. Disciplined songwriting echoes that good behaviour during other mid-tempo head-grooves like The Clouds Are Lies and Stairway To the Best Party In the Universe, the latter deserving a place in the batter’s box of any forthcoming BJM hits collection.
Don’t mistake Newcombe’s good behaviour for playing it safe though, as Aufheben teases these mellow, Krautrock tunes between scores of exotic string-arrangements and left-field instrumentals. Not terribly unlike Sgt. Pepper’s opener Tempo 116.7, Panic In Babylon sets the tone with an urgent drum-beat, Eastern horns and a palpable sense of good old-fashioned, old-world dread. Alternately Face Down On the Moon opts for a more meditative slice of lead flute and sitar harmonics. Match these instrumentals with Viholliseni Maalla, a potent dream-pop collaboration with vocalist Eliza Karmasalo, and Aufheben balances well the alien and expected poles of one stunning vista.
Perhaps more importantly, the tumultuous outfit’s thirteenth full-length makes a persuasive bid to those still clamoring over Dig! highlights, insisting that The Brian Jonestown Massacre have survived their own implosion. Having concreted a new core of top-notch musicians who can handle his personality (Spaceman 3’s Will Carruthers and BJM veteran Matt Hollywood), Newcombe’s forging ahead with Aufheben, making “out there” music reliant on no fan’s opinions, no record company’s advances and no instant magic from a ziplock bag. In other words, a brave new world.




 PART ONE (X)

 

BRIAN JONESTOWN MASSACRE WITH RAVEONTES AUSTRALIA MAY 2012 ≪LIVE REPORT VOL.2≫



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BRIAN JONESTOWN MASSACRE WITH RAVEONETTES AUSTRALIA MAY 2012 ≪LIVE REPORT VOL.2≫

お待たせしました。BJM & RAVEONETTESオーストラリアツアー・ライヴレポートその②です!
vol.1はコチラ

ラストには以前から告知していました、BJMメンバーからのメッセージもありますので是非ご覧になって下さい。

ブライン・ジョーンズタウン・マサカーは現在、アントン(VO&G)、 マット(VO&G)、ジョエル(TAMBOURINE & MARACAS)、リッキー(G)、フランキー(G)、ロブ(KEY & SYNTH & MELLOTRON & G)、コリン(B)、ダン(Dr)の8人編成。

ここ日本でもバンド名だけが独り歩きするきっかけとなった、2004年に公開された映画「DIG!」でもあったように、度重なるメンバーチェンジが続くも のの、2000年以降は(若干の入れ替わりはあるが)このメンバーで落ち着き始め、2009年にはオリジナルメンバーのマットが復帰し、ライヴのバリエー ションも幅広いものに。

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さて、肝心のライヴですが、22時を軽く過ぎたところでBJMメンバーがパラパラと登場、観客も一斉に前方へと押し寄せぎゅうぎゅう状態。他のメンバーが出きったところで、最後にアントンがお馴染みVox Cheetahを担いて遂に登場。
早くも歓声に混じる謎のブーイングや煽りにも適当に「ハーイ」と答え、客席には目もくれず各々チューニングを済ますとアントンがギターでカウントを取り始める。

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一曲目は怪しいグルーヴ感溢れるファズ・サイケな新曲「Stairway To The Best Party In The Universe」。
前作、「Who Kiled Sgt.Pepper?」のリリースにあたってのワールドツアーでは、ほぼ新曲は演らず、マットが再加入したことでBJMクラシックを幅広く演奏していたので久々の新曲ライヴ披露。
新アルバムで感じられたエキゾチックな雰囲気はライヴではどう再現されるのだろう?と思っていたらそこはロブのメロトロンが絶妙な演出!これは生で聴かないと拾えない雰囲気。
ただ爆音なだけではない4人のギターによる掛け合いも絶妙で、ベテランならでの風格も合わさり、今までにない大所帯の"BJM"というバンドとしてのオリジナリティを強く感じさせられました。
(また、ステージ前列におじさんが5人も並ぶとこんな迫力になるのかとこちらの方面でも圧倒。)

アルバムではフィンランドのエリザ・カーマサロによる浮遊感溢れるヴォーカルが印象的だったクラウト・ロックなナンバー「Viholliseni Maalla」は、D-Fの2コード進行で、なんとマットが英語ヴァージョンでマイクを取っていたのが驚き!
 今回のツアーではソニック・ブームのシグネスチャーモデルの「ACID FUZZ」というエフェクターがいち早くバンドに導入されており、アントンとリッキーのソロが交錯していくパートではディレイがかけられたそのサウンドが 本当にクールでアルバムとはまた違ったアレンジがとても印象的でした。
(「ACID FUZZ」についてライヴが終わった後にマットに聞いたら、「UKのメーカーなんだけどアントン、リッキー、ロブが使用していているよ。かなり強烈なクレ イジーファズで、ヒプノティックな音も出せる。裏面には僕達のバンドロゴも入っているんだ。」とのこと。欲しい。)

新曲と「This is why you love me」「Jeniffer」や「Anemone」「Prozac vs heroin」等、板に乗ったクラシックを交互に演奏していき、会場も完全に出来あがってきたところで、ムーグ音とフィードバックノイズによりメディテー ションな空間が作られ、マットがハンド・パーカッションに、アントンがポール・ウェラーのサイン入りのティアドロップ型の12弦に持ち替えたなら、ライヴ 全体のハイライトのひとつともなった「Super Sonic」。
BJMの中でも特に強烈なサイケナンバーであるこの曲、終盤はワンストロークごとにアントンが神経質にアンプのバランスを変え、ディープなトレモロ、ギター・ドローン、メロトロン、ムーグといった様々な飛び交う音の波に飲み込まれていくかの様な感覚で深く酩酊。

そして人気曲にして、元ネタは60年代のGARAGE~ソフト・コーラス・サイケ・バンド"Cryan' Shames"の67年にコロムビアからリリースされた7インチ「Up on the Roof」のB面に収録されている「The Sailing Ship」である「Sailor」は本当にライヴで冴えます。ロブのメロトロンも涙腺を刺激し、大胆なストロークが特徴的な同曲を4人のギターが鳴らすの ではあればドラマチックな展開はさらに感動的に。

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去年にリリースされた「Iluminomi」の10インチのB面とシングルベストに収録(CDで聴けるのは今のところこのベストだけ)されているカート・ ベッチャーやストーンズ関連で知られるシンガー"Bobby Jameson"のブルース・ハードなカヴァー曲「There's War Going On」ではジョエルがヴォーカルを担当。
歪みきったファズギターのストロークとアントンのハーモニカがクールに絡み合う演奏に、音負けしないジョエルの歌声。アウトロではリッキーのワウ・ギター も強烈に炸裂されるこの曲を聴いて理解が出来たのが、アントンの思考の変化や、彼が言っていたバンドコンディションの良好化、またはまったく異なるバンド に今はなっているという意味合い。
"バンド"としてメンバーそれぞれが機能していることが非常に嬉しかったし、これからもこのベストなメンバーでの演奏を続けてくれるなと実感。

また新アルバムの中で、個人的にお気に入りな胡散臭い哀愁漂う出だしからグルーヴィーな流れに展開していく曲、「Waking Up To Hand Grenades」がライヴでもとにかく最高。
ダンの体全体から吐き出されるかのようなもの凄い圧力のドラムと、やはりロブのメロトロン(ロブは本当に凄いミュージシャンなんですよ。デッド・メドウや モーニング・アウター・ガール、最近再結成したビーチウッド・スパークスのプロデュースも手掛け、SeedsとByrdsを融合しかのような60'Sロッ クサウンドな自身のバンド「Quarter After」これが本当にかっこいいんです。)の全体への味付け、
アントンから指示が出るまで続く尺長なアレンジで、今後のライヴでもプレイされ続けるんじゃないかと思われる名曲。

こんな流れからまだまだ持っているBJMのクラシック名曲群から「That Girl Suicide」や「Not If You Were The Last Dandy On Earth」が演奏されれば、イントロが聴こえた瞬間から会場全体が狂喜乱舞。
私、ライヴをじっくり見入ってしまうタイプなので、周りの雰囲気にも圧倒される板挟み状態で○asisに負けないくらい(伏字になっていない)の大合唱にやはり世界中で愛されいるんだなぁとまたひとりしみじみ。

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2時間以上ほぼぶっ続けの演奏も時計が0時15分頃を過ぎたあたりでとうとうクライマックス。香ばしいこのギターのストロークは"Take It From The Man!"より「Straght Up Down」!(アルバムで最後に収録されているロングバージョンの方です。)
この曲、音源の場合は低音と高音どちらもアントンのヴォーカルで構成されているんですけど、ライヴはやはりマットとの掛け合いなんですよね。
マットが作る曲って直球でちょっぴしセンチメンタルなとこも覗かせる、シンプルで聴きやすいガレージ・ソングが多いんだけど(映画でアントンみたいな才能はないし、カリスマ性もないなんてTVTの人にバッサリ言われていたけど)、何が良いって本当に声が良い!
マットがバンドに帰ってきてくれたことってファンにとってもこの上なく嬉しいことであったし、また喧嘩別れしたアントンと二人で歌ってる姿を見てるだけでも泣けてきます。
そんな二人のコーラスからのラストは10分以上に及ぶ壮絶なジャム、お馴染み"フゥッフー"の会場全体のコーラスとアントンが会場に向かって"Hey Jude"のコーラスを織り交ぜればこの日最高の盛り上がりに。
尚も続くフィードバックジャムにアントンが区切りをつけ、各々が「また会おう~」と退場していく中、アントンは一人メロトロンを奏でてから退場、約2時間30分も続いたライヴは幕と閉じました。

最高のコンディションで、最高のパフォーマンスを披露してくれたメンバーに心から感謝し、彼らの音楽がもっと日本に浸透すればなと強く感じました。

では、大変お待たせして申し訳ありませんでしたが、日本のファンへBJMメンバーからの直筆メッセージです!

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Anton Newcombe
"KEEP the FAITH"

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Matt Hollywood & Frankie Emerson
"Konichiwa Japan! We Love You!"

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Ricky Maymi
"Hello Japan! We love you and hope to see you soon!"

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Joel Gion
"Keep The Faith, Baby"

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Collin Hegna
"Brian Jonestown Massacre has great love for all Japanese people Thank you so much!"

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Daniel Allaire
"Hello Everyone, Thanks for the sushi! All the best."

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Rob Campanella
"Dear Japan, Please bring us to your country so we can play music for you! love."

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ありがとう!BJM!また日本に来てくれる日を待っています!





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神保町店 荒井

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2 comments:

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  2. looking forward to tonight :)

    https://dl.dropbox.com/u/93885/aufheben_worldtour.jpg

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